設定後、思い出しながら書いたので間違いがあった場合ご容赦ください。
- XenのKernelをインストールする
apt-get install xen-linux-system-~(環境に合わせて)
インストール後新しいKernelで再起動。
- xen-tools(DomUのディスクイメージの作成等のツール)のインストール
apt-get install xen-tools
- 今回はloopbackデバイスとしてDomUのディスクイメージを作成する。その場合loopbackデバイスの数がデフォルトでは8で制限されているため修正する。
A - /etc/modulesに下記の行を追加。もしくは修正
loop max_loop=255
B - /etc/modprobe.d/loopに下記の行を追加。もしくは修正
options loop max_loop=255
C - moduleの再起動
rmmod loop
modprobe loop
D - /dev/loopにデバイスが255あるか確認
ls /dev/loop*
- 今回は外部ネットワークとローカルネットワーク用に二つの仮想ネットワークデバイスを使うため、そのための修正をする。BRIDGE接続で設定を行う。
A - /etc/xen/scripts/network-bridge-my を新規作成し下記の内容を書き込む。その後実行権限を設定。
#!/bin/sh
dir=$(dirname "$0")
"$dir/network-bridge" "$@" vifnum=0 bridge=xenbr0 netdev=eth0
"$dir/network-bridge" "$@" vifnum=1 bridge=xenbr1 netdev=eth1
(注!他のdebian lennyで試したところ、bridge=xenbr0の記述あるとネットワークが繋がらない状態になってしまったので、そこの部分は消すと良い。2009/12/18)
B – Xen設定ファイルを書き換える。/etc/xen/xend-config.sxpを編集。
(network-script network-dummy)
と書かれた行をコメントアウト。
新たに下記の行を追加。
(network-script network-bridge-my)
C - xendを再起動する。
/etc/init.d/xend restart
D - ifconfigを実行して、peth0とpeth1が追加されていれば成功。(etchではxenbr0、xenbr1も見えていたような気がするがlennyで変わった?)
- DomUのディスクイメージの設定を行う。/etc/xen-tools/xen-tools.confの設定を編集する
A - dist = etchと書かれた行をdist = lennyにする。
B – dist = lennyの行の周辺にmemoryやdiskの設定があるので希望の値に設定する。
C – mirror = http://~/の行が接続できないサーバになっているので下記の設定に変更した。
mirror = http://ftp.jp.debian.org/debian/
D - LVMを使用する場合は、lvm = でコメントアウトされている行があるので、lvm = Volume Group名を指定する。
- DomUのディスクイメージを作成する。Dom0のクローンが作成される。
xen-create-image --verbose --hostname ホスト名 --ip IPアドレス --role=udev
この処理はネットワークの状態?によって時々失敗するため、うまくいかなかったら何度か実行してみると良い。
- 6の実行後、/etc/xen/ホスト名.cfgというファイルが作成される。そのファイルを修正する。
A - kernel、ramdisk行の、バージョンが誤っているため、現在インストールしているバージョンに修正する。
B - 一番最後の行にextra = ‘xencons=tty’を追加する。これがないと起動後ログインプロンプトが表示されなかった。
C - 仮想ネットワークインターフェースを二つ認識させるため、vifを下記の値に修正する。
vif = [ '', 'bridge=xenbr1' ]
- 仮想マシンを起動する。-cのオプションをつけると仮想マシンのコンソールに接続される。コンソールから抜け出す場合はCtrl+]。
xm create ホスト名.cfg -c
仮想マシン起動後、ネットワークの設定がされていないため設定する。
xm listで仮想マシンの状態を確認出来る。
xm console ホスト名で仮想マシンのコンソールに接続する。
xm dmesgで仮想マシン起動時のメッセージが確認出来る。AMD-V/Intel-V等の仮想化技術が有効になっているか確認すると良い。
仮想マシンの仮想ディスクの中身を直接修正したい場合は、mount –o loop /home/xen/domains/ホスト名/disk.img /mnt/でマウント。
仮想ネットワークインターフェースが一つでよい場合、4-Bを(network-script network-bridge)にしてxendを再起動。7-Cの設定をvif = [ ‘’ ]にする。多分。
参考元
0 件のコメント:
コメントを投稿