2009年11月27日金曜日

読書メモ - 夢をかなえる打ち出の小槌(堀江貴文)

  1. お金 = 信用
  2. 信用を得るには自信が必要
  3. 目に見えない物に投資する

プログラマの給料というのも結局は信用の上に成り立っている。労働量=給料と成るような職業と違い、自分の経験上プログラマの作業を正しく評価するのは、ほぼ不可能なため、信頼されている=給料が多いと言うことだろう。ただ日本ではプログラマの作業が正しく評価できないため、信頼されづらく、世界的に見て割を食っているように感じる。

2009年11月20日金曜日

読書メモ - iPhone Style Book / iPhone情報整理術

どちらの本も、基本的にアプリを紹介している本と思って良い。iPhoneの使用目的が余り決まっていなくて、何か良い使い方ないかな?と思っている人には丁度良いと思う。逆に何か目的を持ってiPhoneを使用しているのであれば、やりたいことをググった方が速いかも知れない。

iPhone Style Book

流し読みした。カラーで画像が多く見やすい。覚えているのは、

  1. SafariのWebクリップ機能(ホーム画面にアイコンを追加して、タップするとSafariでそのホームページを開く)。Safariでお気に入り画面を開いた後、ホーム画面について。
  2. キーボードの設定で、特定のキーボードの設定のみを表示するように出来る。標準では入力画面で、地球儀?をクリックするとqwertyキーでの日本語入力画面が表示されるが、それは必要なかったためOFFにした。


iPhone情報整理術

ScanSnapで本を取り込む方法に興味があり購入したが、ページ数が少なく余り参考にならなかった。どちらかというと、資料や名刺の管理方法などどちらかというと営業さん向けかも知れない。GTDの紹介やアプリも多いが、GTDのような仕事ハック?は人によって合ったり合わなかったりするし、やはり自分で良い方法を模索するのが良いと思う。

2009年11月13日金曜日

Debian GNU/Linux 5.0(Lenny)でのXenの設定メモ

設定後、思い出しながら書いたので間違いがあった場合ご容赦ください。

  1. XenのKernelをインストールする
    apt-get install xen-linux-system-~(環境に合わせて)
    インストール後新しいKernelで再起動。

  2. xen-tools(DomUのディスクイメージの作成等のツール)のインストール
    apt-get install xen-tools

  3. 今回はloopbackデバイスとしてDomUのディスクイメージを作成する。その場合loopbackデバイスの数がデフォルトでは8で制限されているため修正する。

    A - /etc/modulesに下記の行を追加。もしくは修正
    loop max_loop=255

    B - /etc/modprobe.d/loopに下記の行を追加。もしくは修正
    options loop max_loop=255

    C - moduleの再起動
    rmmod loop
    modprobe loop

    D - /dev/loopにデバイスが255あるか確認
    ls /dev/loop*

  4. 今回は外部ネットワークとローカルネットワーク用に二つの仮想ネットワークデバイスを使うため、そのための修正をする。BRIDGE接続で設定を行う。

    A - /etc/xen/scripts/network-bridge-my を新規作成し下記の内容を書き込む。その後実行権限を設定。
    #!/bin/sh
    dir=$(dirname "$0")
    "$dir/network-bridge" "$@" vifnum=0 bridge=xenbr0 netdev=eth0
    "$dir/network-bridge" "$@" vifnum=1 bridge=xenbr1 netdev=eth1 

    (注!他のdebian lennyで試したところ、bridge=xenbr0の記述あるとネットワークが繋がらない状態になってしまったので、そこの部分は消すと良い。2009/12/18)

    B – Xen設定ファイルを書き換える。/etc/xen/xend-config.sxpを編集。
    (network-script network-dummy)
    と書かれた行をコメントアウト。
    新たに下記の行を追加。
    (network-script network-bridge-my)

    C - xendを再起動する。
    /etc/init.d/xend restart

    D - ifconfigを実行して、peth0とpeth1が追加されていれば成功。(etchではxenbr0、xenbr1も見えていたような気がするがlennyで変わった?)

  5. DomUのディスクイメージの設定を行う。/etc/xen-tools/xen-tools.confの設定を編集する
    A - dist = etchと書かれた行をdist = lennyにする。
    B – dist = lennyの行の周辺にmemoryやdiskの設定があるので希望の値に設定する。
    C – mirror = http://~/の行が接続できないサーバになっているので下記の設定に変更した。
    mirror = http://ftp.jp.debian.org/debian/
    D - LVMを使用する場合は、lvm = でコメントアウトされている行があるので、lvm = Volume Group名を指定する。

  6. DomUのディスクイメージを作成する。Dom0のクローンが作成される。
    xen-create-image --verbose --hostname ホスト名 --ip IPアドレス --role=udev
    この処理はネットワークの状態?によって時々失敗するため、うまくいかなかったら何度か実行してみると良い。

  7. 6の実行後、/etc/xen/ホスト名.cfgというファイルが作成される。そのファイルを修正する。
    A - kernel、ramdisk行の、バージョンが誤っているため、現在インストールしているバージョンに修正する。
    B - 一番最後の行にextra  = ‘xencons=tty’を追加する。これがないと起動後ログインプロンプトが表示されなかった。
    C - 仮想ネットワークインターフェースを二つ認識させるため、vifを下記の値に修正する。
    vif         = [ '', 'bridge=xenbr1' ]

  8. 仮想マシンを起動する。-cのオプションをつけると仮想マシンのコンソールに接続される。コンソールから抜け出す場合はCtrl+]。
    xm create ホスト名.cfg -c
    仮想マシン起動後、ネットワークの設定がされていないため設定する。
    xm listで仮想マシンの状態を確認出来る。
    xm console ホスト名で仮想マシンのコンソールに接続する。
    xm dmesgで仮想マシン起動時のメッセージが確認出来る。AMD-V/Intel-V等の仮想化技術が有効になっているか確認すると良い。

仮想マシンの仮想ディスクの中身を直接修正したい場合は、mount –o loop /home/xen/domains/ホスト名/disk.img /mnt/でマウント。

仮想ネットワークインターフェースが一つでよい場合、4-Bを(network-script network-bridge)にしてxendを再起動。7-Cの設定をvif = [ ‘’ ]にする。多分。

参考元

2009年11月9日月曜日

Windows7 使ってみた

Windows7を実際に使って見た感想など箇条書きで。元々のOSはVista Bussiness x64からのアップグレード。前のノートPC FlybookにRC版をインストールして使っていたことはある。そういえばRC版の壁紙に居たベタ(魚)はどこに行ってしまったのだろう。結構気に入っていたのに。

  1. iTunesが初期化される
    違うPCとして認識されたらしく、iTunesに四台目として登録されてしまった。iTunesはiPodとは一台のPCとしか同期できないため、音楽ファイル等は同期し直した。同じアカウントでは五台までしか登録できないらしく、残り一台。話は変わるが、Windowsのライセンス認証は場合によってはPCが変わると電話しないといけない。めんどくさい。一回MSの人にOEM版はパーツと一緒じゃないとライセンス違反ですよと念を押された。
  2. タスクバー
    タスクバーは文句ない。Windows7の売りの一つ。ただ一つのアイコンにまとまる条件が良くわかっていない。Google ChromeのWebページをアプリケーション化する機能で、ウェブページをタスクバーの一つのアイコンにしたかったが、うまくいかなかった。詳細は後述。
  3. Windows サーチ
    この機能は正式名称がWindows Desktop Searchなのかよくわからない。OSアップグレード後インデックスが初期化され、また、メールフォルダがインデックス化の対象に入っていなかったため手動で設定する必要があった。この機能でメールを検索するために、Windows Live メールでメールを受信している。本当はThunderbirdとか使いたい。
  4. エクスプローラー
    エクスプローラも結構動作が変わっている。とりあえず、Vistaの時に愛用していたQTTabBarはうまく動作させることが出来なかったため、タスクバーをうまく使うことで代用した。詳細は後述。
    またエクスプローラ上でPDFのサムネイルが表示されなかった(これはどうもVistaの時からのよう)。これはx64化の弊害のようでAdobe Acrobat(Reader)がx64に対応してないためらしい。ネットで検索すると対処法も出てくるが、どうもうまくいかない。最終的にはPDF X-Change ViewerというフリーのソフトをインストールしてAcrobatの代用にしたら解決した。Acrobatは普通に買うと数万するソフトなのでしっかりやって欲しいところ。Flashもx64に対応していないため、事実上各種ブラウザもx64版が使い物にならない(Flashが表示されないため。)
    細かいところでは、コントロールパネルを開いたり、検索画面を開いたりしたときにフォーカスが自動的に検索ボックスに移動するようになった。Vistaでは手動で移動しなければならず、細かい修正だがありがたい。
  5. VMWare OpenVPN
    アップグレード時に仮想ネットワークが全消しされているようなので、修復インストールしないとネットワークが繋がらない。OpenVPNも同様で、一回アンインストールしてから、インストールプログラムをVista互換モード、管理者権限で実行してインストールし直したらうまくいった。普通にインストールすると接続時に余ってる仮想ネットワークがないよって怒られる。
  6. Poderosa TeraTerm cygwin
    これはWindows7で一番困ったかも知れない。PoderosaやTeraTerm上で、cygwinを起動すると余分なウィンドウが二つ表示される。
    image 
    一応cygwin1.7にアップグレードすれば大丈夫という記述は見つけたが、アップグレードしてもうまくいかなかった。よほど我慢して使おうかと思ったが、耐えられなかったため、minttyという非タブ式のターミナルを使うことにした。なれると意外と使いやすかった。

Windows7 タスクバー

Windows7の売りの一つ。細かい解説などは他のサイトに譲るとして、自分の場合の使い方、キーボードショートカットでの操作方法を説明したいと思う。Windows7のタスクバーはプログラムランチャーと、タスク管理を同時に行えるようになっている。今までのOSではタスクバーには起動したプログラムしか表示されなかったが、これがタスクバー上にショートカットを表示しておき、このショートカットから起動すると、そのショートカットがそのままボタンのような表示になり、起動状態になる。このような動作になり、いままで動的に移動していたタスクバーの起動したプログラムの位置をほぼ固定することが出来る。このあたりの詳細な説明は下記サイトなどを参照。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/22/news006.html

このタスクバーの機能で自分に重要なポイントとして、タスクバーのショットカットには、それぞれキーボードショートカットとして、上から順番にWinキー+1~9-0が割り当てられる。要するにタスクバーで一番上のショートカットはWin+1を押すと、プログラムが起動してなければ起動、そうでなければ起動中のプログラムを表示するという動作になる。今このブログはWindows Live Writerというソフトで書いているが、このプログラムにはWin+9というキーボードショートカットを割り当てており、Win+9を押すと何時でもブログをかける状態になる。

また一つのプログラムを複数起動している場合は、Win+数字キーを押した回数によって、1回押した場合 - 最初に起動したプログラム、2回押した場合 - 二番目に起動したプログラムというような動作になっている。この動作を覚えておくと、タブがないようなプログラムでも3つぐらいまでであれば、十分タブの代用になる。またWin+数字キーを押した際に、Winキーを押しっぱなしにしておくことにより、Windows Aero Peekが働き、対象になっているプログラム以外は透明化するため、これもわかりやすい。

すでにプログラムを起動しているが、二つ目のプログラムを起動したい場合、Win+Shift+数字キーで二つ目のプログラムが起動する。

Windows Aero フリップ3Dは相変わらず使えないと思われるため(Windows7のバージョンは一度も見てないが、、)、Win+TabはSwitcherに置き換えると良いと思う。

http://insentient.net/ (Switcher Mac OSXのexposeクローン)

image

このソフトが入れてあれば、Win+TabでSwitcher起動後、writerと入力してEnterすれば、Windows Live Writerの画面に移動できる。この際のwriterはプログラムのタイトルを検索してるので、プログラムのタイトルに表示されている文字列を入力する。Vistaの時はこの方法を主に使用していたが、Windows7ではタスクバーがメインなりそう。

Windows7 エクスプローラ

Vistaの時は、QTTabBarというソフトを入れてタブ化していたが、それがWindows7では動作しなくなったため、前述のWin+数字キーでタブの代用をしている。ただタブはあった方が便利だとは思う。

エクスプローラの変更点の一つとして、項目の表示方法(中アイコン、詳細などの)にコンテンツという項目が追加された。このコンテンツ表示はVistaにはなかったため、検索結果の表示が格段に見やすくなった。

image 
(lenovo 製品 で検索した場合の検索結果表示。クリックで拡大。)

このコンテンツ表示では、コンテンツの一部が表示され、検索にマッチした部分がハイライトされる。またVistaでは同じファイル名が複数検索された場合、どれがどのファイルか判別する方法がなかったが、コンテンツ表示では格納されているフォルダまで表示されるため、そのような問題がなくなった。個人的な使い方として、プログラムのファイルを検索する場合など、フォルダ名が表示されることで検索しやすくなった。

動作について

全体的に軽くなっているとは思う。もともとVistaでもメモリが大量に積んであれば、重いとは感じなかった。XPでメモリ4G積んであるマシンもあるが、XPはどうもメモリ管理が下手なようで、むしろ体感ではVistaの方がストレスは感じない。起動時間等は、様々なサイトで検証されているので、そちらを参照してもらった方が良いと思う。参考までにBIOSから、ログイン画面までの時間はだいたい17秒程度。ただログイン後のようこその画面で時間がかかる。これはApacheや、MySQLサーバなど起動している関係もあり、あまり参考にはならないと思う。バッテリーの持続時間は若干良くなったように思う。今まで新幹線東京-名古屋間ではギリギリ持つか無くなるかだったが、若干余裕があるような気がする。もともとVista x64バージョンはバッテリーが持たないという話だったので、多少改善されたのかも知れない。

動作については体感なので参考までに。

まとめ

今ネットブック等でWindows XPを使用している人には、オススメするほどでもないが、今現在Vistaを使用している人にはオススメしても良いかと思う。

ただ、下のAmazonのような値段だと正直オススメしづらい。ファミリーパックや優待版を利用するとHome Premiumが7000円程度でアップグレード出来たが、今は無理してアップグレードする必要はないかも知れない。