2010年8月29日日曜日

Kindle3 使ってみた

Kindle2と比較してみて

- 縦横とも1cmほど小さくなった。
これによって、片手でつかみやすくなった。
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- コントラストの改善
今回購入した理由の一番にこれを期待して、購入した。
家の証明は暖色系が多く、Kindleで本を読むと暗く感じるときがある。あとひっくり返ってよむとどうしても暗くなってしまうので、画面がより「白い」方が良い。ただ確かによくはなっているものの改善はわずかだった。左の画像がKindle2、右の画像がKindle3。右の画像の方がわずかに白くなっているのが分かると思う。もっと「白く」なって欲しいと思う。
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- 軽くなった
実際に計ってみたところ、Kindle2は293g、Kindle3は226グラムと67g(23%)ほど軽くなっている。実際に持ってみたところ、小さくなった関係もあり、Kindle2より大分軽く感じる。持って読むときも大分腕の負担が軽くなる。
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- ページ送りが速くなった。
大分速くなったように感じる。iPadのiBookでPDFを見た場合、ページ送りの時表示されるまでそこそこ時間がかかるが、それよりも速いかもしれない。

- 容量が増えた。
Kindle2の1.48Gから3.09Gに増えている。自炊したファイルはサイズが大きいので大きい方が良い。

- ある程度日本語に対応した。
日本語ファイル名が表示可能になった。自炊していると非常にありがたい。ただ、PDFの日本語はフォントが埋め込みでなければ相変わらず表示できないようだ(未確認)。あとブラウザも日本語入力は出来ないが日本語の表示が出来るようになった。googleを使った場合、ちゃんとサジェストも動作するのでローマ字入力だけでもそこそこ使える。また3Gモデルであれば、ブラウザの機能は現状はExperimental(実験)とされているので、通信料も取られない。(多分。Kindle3になって変わっていたりするかもしれない。念のため。)
Evernoteが読めれば結構最高なんだが、Webからではちょっと重くて使い物にならなかった。今後に期待!

- PDFファイルのコントラストの変更が可能
自炊したファイルをKindleで閲覧していて良く困るのが、字が薄すぎて読めない!ということがよくあること。スキャナにScanSnapを使用している場合、読み取り方式を「白黒」にして、読み取り濃度を濃く、にすれば特に問題ない。しかしその場合、「白黒」のため途中に画像などが挿入されていると画像が潰れてしまう。かといって読み取り方式を「自動」にすると、今度は「画像」があるページがカラーで読み込まれKindleで見た場合、画像は見やすくなるが、字が薄くて読みづらくなる。
この場合、Kindle3ではコントラストの設定の、lightest lighter default darker darkestと選択できるなかのdarkestを選ぶと薄い文字が濃く表示され、ある程度読みやすくなる。

- まとめ
全体的に良くなったと思う。とはいえ、未だに日本語の本の電子書籍は販売されないし、その予定もない。早くそのあたり解決されるともっと良い。また、日本語対応やコントラストの変更など、ソフトウェアで対応できるものは、Kindle2でアップデートできるようにして欲しい。